
ミラキャスト「Miracast」とは、Wi-Fiを使ってスマートフォンやパソコンの画面をテレビに映す技術規格のことで、テレビやプロジェクターに容易に接続することが出来ます。
ワイヤレスディスプレーアダプターは、Windows 8.1以降のパソコンや一部のAndroidスマートフォン(Android 4.2以上)など、ワイヤレスディスプレー規格「miracast」に対応した機器なら使用できます。なお、iOS は独自の無線映像伝送規格 AirPlay をサポートしますが、Miracastには非対応です。
ワイヤレスディスプレイアダプターとは
ディスプレイアダプタをテレビやモニタのHDMI端子に直挿しして、別途給電のためUSB接続することで、Miracast対応パソコンやAndroidスマートフォンの画面をワイヤレスでモニターにミラーリングしたり、セカンドディスプレイとして画面拡張できます。
使用例
会議室のプロジェクターにワイヤレスでプレゼンテーションを出力したり、大画面テレビでの映像鑑賞など。
- USBからの給電は便利なのか
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ワイヤレス受信機の多くは、片側をディスプレーのHDMI端子に接続し、反対側を同じディスプレーUSB端子に接続することで給電する仕組みになっている。ただ、これが便利かは実は微妙なところだ。薄型テレビのように、それぞれの端子が近くに配置されていればすっきり収まるのだが、パソコン用のディスプレーには、そもそもUSB端子を搭載しないモデル多い。また、USB端子があったとしても、HDMI端子から遠いと延長ケーブルが必要になる。
Miracastアダプタを使ってみる
ほとんどありませんが、TV自体がMiracastに対応していればアダプタは不要です。一部の上位モデルがMiracastに対応しています。
パソコンでの接続
ワイヤレスの設定は、Windows 10の設定メニューを開いて、「ディスプレイのカスタマイズ」で「ワイヤレスディスプレイに接続する」をクリックし、表示されたワイヤレスディスプレーアダプターの型番を選択するだけだ。接続後には、外付けディスプレーにノートパソコンと同じ画面を表示する「複製」か、マルチディスプレーとして使う「拡張」を選択。今回は「Surface Pro 3」で試してみたが、表示の遅延などもほとんどなく利用できた。
スマホでの接続
ワイヤレスディスプレーのメニューから設定できる。また、一部機種では、通知メニューから「クイック接続」で簡単に接続できる場合もある。また、スマートフォンの場合には、ディスプレイアダプターとの相性が悪い製品もある。必ず対応機種をメーカー製品HPで確認してから購入することをオススメします。
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