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空気清浄機 加湿機能は必要!?その理由

空気清浄機 加湿機能は必要!?その理由

最近では、一家に一台空気清浄機がある時代、花粉や空気中の微粒子など、除去に非常に有効な手段として注目されています。特にアレルギー持ちの方は、部屋の環境を整えるために必須な家電として重要視されています。また、空気清浄機機能以外に加湿機能付きモデルが一般化していますが、ほんとに必要な機能か含め紹介していきます。

加湿無し空気清浄機のメリット

販売されている空気清浄機の大半が、加湿機能付きとなっている。実は、加湿器のメンテナンスは非常に面倒なのはご存じでしょうか。メンテナンスを怠ると、加湿器からカビが繁殖してしまい、空気清浄機からカビを含んだ空気を排出してしまうことになります。

加湿無しモデルの清掃は簡単

加湿無しモデルであれば、フィルター清掃だけで1年中綺麗に使用することが出来ます。空気清浄機のフィルター清掃は、掃除機で簡単に掃除することが出来るので、半月程度に1回、プレフィルター表面を掃除機で吸うだけで非常に簡単です。

プレフィルター以外のHEPAフィルターや脱臭ユニットの清掃は、基本的におこなわなくても埃が付着したりすることはありません。あくまでも、プレフィルターを半月程度ごとに清掃をしていた場合。

加湿機能が無ければ、空気清浄機はスリムで低価格

メリットとして1番オススメしたいのが、加湿機能が無ければ本体がスリムになることです。また、余計な加湿のユニットが付いてない分値段が安く、シンプルな構造となるので故障率も下がるからです。特に、加湿フィルターは、すぐカビの温床となるので手入れに自身が無い人は、加湿機能付きの空気清浄機には手を出さない方が無難だと筆者は考えます。

加湿しなければ空気清浄機の風量は落ちない

知らないで使用している人が大半だと思いますが、空気清浄機で加湿機能を使うと、風量が落ちてしまいます。特に花粉症対策で空気清浄機を購入している人には、デメリットしかありません。

出典先:パナソニック公式 空気清浄機

赤枠部分を見ると分かると思いますが、加湿時には能力が下がってしまうのです。

 

空気清浄機のフィルター清掃方法

空気清浄機は、主にこのような構成でフィルター付いています。汚れた空気をプレフィルターで大きな埃を除去後、目の細かいHEPAフィルターで花粉や微粒子サイズのゴミを吸着させて取り除きます。

空気の流れは、このような構成となっているのが一般的で、最近のモデルでは静電ユニットが全面に搭載されているモデルが増えてきました。仕組みとしては吸い込む埃に静電気を付加することで、フィルターに吸着させやすくしています。

プレフィルターの清掃方法(月2~3回程度)

プレフィルターとは、空気清浄機の一番最表面に設置されるフィルターで、主に大きい埃などを除去する役割を持っています。メーカーによって形状は異なりますが、写真の様な形のフィルターが多いです。

プレフィルターは、水洗いしても性能が落ちる心配が無いため、安心して水で洗い流す事ができます。このフィルターの最大の天敵がオイルミストです。オイルミストとは油の粒子を含む煙のことで、油料理の際に出る煙の事です。キッチンに近い所に設置している空気清浄機などでは、要注意となります。

オイルミストがなぜフィルターの天敵になりうるかは、油の粒子がフィルターに付くと結合して成長し最終的には、フィルター表面に膜を張ってしまうからです。オイルミストが付着したプレフィルターは、クエン酸や重曹などを薄めた水を使用して清掃してください。

HEPAフィルターの清掃方法(年に1回程度)

HEPAフィルタとは「High Efficiency Particulate Air Filter」の略で、「高効率エアフィルタ」の事を指します。日本のJIS規格では「定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」をHEPAフィルタと定められています。簡単な説明で書くと、0.3μmサイズのゴミをほぼ99.97%除去出来るので、花粉(10μm)サイズであれば、取り逃がす事はほぼ無い性能を持っています。

HEPAフィルターは、写真の様な形です。

プレフィルターと大きな違いは、フィルターの目が細かいことです。また清掃方法も基本的に水洗いNGなので、掃除機やブラシで掃除するしかありません。また、HEPAフィルターが最も苦手とするのがオイルミストです。一度、オイルミストが付着してしまうと基本的に除去が出来ないため、10年交換不要などと記載のあるフィルターでも交換しないとフィルターの根詰まりが起きて性能低下する場合があります。専用の除去装置が付随したモデルは業務用モデルのみで、一般家庭向けには製品化されてないため、最も注意が必要です。

基本的に、プレフィルターをこまめに清掃することで、HEPAフィルターへのダメージはほぼ「0」にすることが可能なので、なるべくプレフィルターだけは清掃するようにしましょう

逆に、プレフィルターが無い場合、HEPAフィルターは1年持たないと言われています。

脱臭活性炭ユニットの清掃(ほぼ掃除する必要なし)

空気清浄機のすべてのフィルターを取り外すと、脱臭ユニットが見えてくるので掃除機で軽く吸い取りましょう。表面を擦ると故障の原因になる場合があるので注意してください。また、脱臭ユニットも基本的に水分は、厳禁なので水洗いしないように。

 

まとめ

加湿機能は、一年中必要とする機能では無いので、無いほうがメリットが大きいと思います。特に本業の空気をキレイにする能力が低下してしまう点。手入れを怠るとカビが増殖してしまうなど、デメリットが多いですよね。

また、手入れを怠りがちな人が加湿器を設置する場合は、スチーム式をオススメします。デメリットとしては電気代がかかることですが水を加熱沸騰させるタイプとなるので手入れを怠ったとしても熱湯消毒された綺麗な蒸気で部屋を潤すことが出来ます。

一般家庭の加湿空気清浄機は、基本的に気化式が採用されているため、すでに使用している読者は、手入れだけは怠らないようにしてくださいね。

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